そして当店では、野菜以外にも、農家さんが作ったお漬物やお菓子も販売しています。他にも店内でスムージーを作ったり、個人飲食店さんへ出張をしてイベントを開催したり、野菜の素晴らしさを語る時間を作ったり…と日々お客様の心にある野菜屋を目指しています。
京都・二条にある「マルシェノグチ」は、野菜専門店の「野菜屋
」として営業をしています。どうして八百屋と一言で表現しない
のか…。それには、販売だけではなく、野菜を通じてたくさんの
方を幸せにしたいという、そんな想いがあってのこと。
野菜屋として最大の仕事は仕入れる野菜の目利き。
当店の仕入れる野菜は有機栽培や減農薬栽培など食べる人のこと
を考え手間暇かけて作られたモノばかり。
農家さんと直接お会いして野菜の育つ環境や愛情のかけ方を知っ
てから、お取り引きを開始しています。
野菜のコトを一番に考える農家さんの気持ちをお客様にお伝えす
る、それも私たちの大切な仕事だと考えています。
マルシェノグチに少しでも興味が湧いたのなら、
まずは来店いただくことをおすすめしています。
ただ、来店の前に知ってほしいお話もあります。
それは、マルシェノグチが生まれて大きな樹になるまでのお話。
「マルシェノグチで行う事業を通じて関わる全ての人と共に
幸せであること」そんな理念をもって野菜屋をオープンさせました。
ただ、取引先など本当にゼロからのスタートでした。
農家さんたちが開催しているマルシェを訪れた私たちは、
そこで気になる農家さんを見つけ、会いに行ってみることに。
そこからお付き合いが始まった農家さんや、
ご紹介で繋がった農家さんなど根は大きく太くなりました。
「ノグチさん、今日はどんな大根の種類があるの?」
「こないだのあの果物、子供もだけど主人も大喜びだったわ」
そんな会話と笑い声が響く店内。
近所のお母さんや、小さなお子様連れのママさんなど
常連さん同士の会話で夕飯が決定したり…。
そんなあたたかな憩いの場に参加できることが
私たちもすごく嬉しいのです。
たくさんの繋がりをいただいているのは個人店のお客様。
イベントの開催や、マルシェノグチとコラボした企画など
毎年たくさんの新しい挑戦をさせてもらっています。
その度に新しい出会いがあり、繋がっていくお客様も多くいます。
また、店頭で販売するスムージーやスープなども
いつもお世話になっているお店に相談をし、一緒に考えてくれたもの。
マルシェノグチの発展を支えてくれる大切な存在なんです。
農家さんの頑張りと人との繋がりで、でできた根っこ。
農家さんの愛情を受け止めてくれる地元のお客様の
あたたかな声が肥料になって、ぐんぐん大きくなる樹。
そんな大きくなった樹に、個人店さんの繋がりや新しい出会いなど
たくさんの鮮やかな葉がたくさんつき、京都二条に根付く大樹へとなりました。
ただ、今の状態がベストだなんて少しも思っていません。
もっともっと、大きな樹へ成長していくために、
たくさんの人の笑顔がみれますように
マルシェノグチをこれからも支えてください。