京都二条にある野菜屋「マルシェノグチ」。
2013年の春にオープンし、来店してくださるお客様も次第に増えてきました。
お店を始めた頃は、取引先など何もない状態でした。
そんな私たちを支えてくれたのは優しい農家さんや、
笑顔の素敵なお客様からのお声がけ。
農家さんとお客様、お客様と個人飲食店さん、
全てをつなぐことが仕事の私たちは、
野菜屋としてまた新しい物語を紡いでいきたいと考えています。
2018年の春から構想を練り夏に1ヵ月間ほどの工事をし、完成した小さなキッチンスペース。
飲食店営業許可を取得し、新しい挑戦のスタートです。
この新しい挑戦の始まりは、
「規格外の野菜や果物を取引先のレストランに安くで受け取ってもらえるよう、声を掛けてもらえませんか」
と、農家さんからの声から考えたもの。
始めは、取引先の飲食店さんにお声をかけていましたが、
なかなかマッチングできずに時期を逃してしまうことも多々ありました。
そこで、「販売する」という現在の姿を一度見直してみたのです。
もっと、たくさんの人が幸せになれるように…。やはり、ここが一番の目的です。
処分してしまう野菜や果物もきちんと仕入れ
、店内でスムージーやスープを作ってみることに。そこには、お付き合いしている飲食店さんのお力も借りて挑戦をしました。
少しでも役に立ちたい、そして、お客様を笑顔に。少し欲張りかもしれませんが、私たちはそんな想いで新しいコトへのチャレンジを始めたのです。
スムージーもスープも季節によって
種類が変わりますが、
野菜や果物本来の味を楽しんでもらえるよう、
レシピをお付き合いのある飲食店さんに
考えてもらいました。
小さなお子様や近所の学生さん、
おばあちゃんやおじいちゃんからも
喜ばれるものに仕上げています。
ホッと一息つきたいお昼すぎの時間には、お話をする憩いの場としてマルシェノグチをご利用ください。スムージーやスープの販売に合わせてちょこっと店内を改装し、スペースを作りました。お客様の笑い声が響く空間が私たちにとって癒しの空間です。